鍼灸師が使う肩こりに効果のあるツボ厳選22個

2018年10月4日

お灸肩こりお灸教室

鍼灸師が使う肩こりに効果のあるツボ厳選22個

近年、パソコンでの作業やスマホなどで辛い肩こりでお悩みの方も多くいらっしゃいます。
今回は、プロの鍼灸師が肩こりの治療の臨床で使用する効果のあるツボを
出来るだけ分かりやすく簡単に紹介していきたいと思います。

◆肩こりに効くツボ

肩こりには色々な筋肉の疲労や血行不良が関係していますが、肩の主な筋肉に効くツボを紹介いたします。

◆僧帽筋や肩甲挙筋のコリ

首の後ろや肩の僧帽筋や肩甲挙筋は肩こりの主要な筋肉です。
この筋肉を緩めることで直接的に肩こりにアプローチ出来ます。

お灸のやり方 肩こりのツボ

天柱・(てんちゅう)と風池(ふうち)

ツボの場所:天柱は首の後ろの筋肉(うなじ)のラインで髪の生え際から約1cmくらい上
風池は天柱と耳の後ろの骨との間でほぼ真ん中あたり
僧帽筋が後頭部の骨に着いているためコリを感じやすいツボです。

お灸のやり方 肩こりのツボ

肩井(けんせい)

ツボの場所:肩井は肩の中央で最も筋肉の盛り上がったところ
このツボは肩こりを感じる一番ポイントではないでしょうか。
この肩井は下腹部の血行不良と密接な関係ですので、このツボが凝るときの対処法はのちほど紹介します。

肩中兪(けんちゅうゆ)・肩外兪(けんがいゆ)

ツボの場所:肩中兪は首を前に少し傾けたとき一番でっぱった首の骨の外側約3cm~4㎝のあたり
肩外兪は肩甲骨の内ラインの上の角
肩甲骨を首とをつなぐ肩甲挙筋という筋肉を緩めるのに効果があります。
特に肩中兪は奥のほうにコリが出来やすく、上手に刺激できれば非常に心地よく、肩こりが和らぎます。

督兪(とくゆ)辺り

ツボの場所:背骨の約3㎝外の両脇で、肩甲骨の下のラインを結んだ線から背骨個分上の高さあたり
この辺りは僧帽筋にコリや痛みを起こすトリガーポイントと呼ばれる点があり。
このトリガーポイントにコリが出来ると首の後ろや肩にコリや痛みを感じます。
鍼治療を行うときはこの辺りのコリを細かく探って治療をします。

◆胸鎖乳突筋のコリ

耳の後ろから鎖骨につながるこの筋肉も凝ると辛く酷ければ耳鳴りや難聴になることもあります。

お灸のやり方 肩こりのツボ

天牖(てんゆう)

ツボの場所:エラ(下あごの角)と同じ高さで首の後ろ側にたどっていき、胸鎖乳突筋の後側の際
喉の奥にある扁桃の炎症にも効果があり、慢性的な肩こりに有効です。

扶突(ふとつ)

ツボの場所:天牖の3cmくらい下(喉ぼとけと同じ高さ)で、胸鎖乳突筋のほぼ中央
胸鎖乳突筋を緩めるのに効果があります。

気戸(きこ)

ツボの場所:鎖骨の真ん中のすぐ下で1番上の肋骨との間にあります。まっすぐ下がると乳頭に当たります。
大胸筋にあるツボですがこのツボを使うことで胸鎖乳突筋のコリの緩和にも効果があります。

◆腕の使い過ぎ

腕は首や肩、背中の筋肉を使って持ち上げていますので、腕の筋肉が疲労することで肩こりの原因にもなります。

お灸のやり方 肩こりのツボ

天宗(てんそう)

ツボの場所:天宗は肩甲骨の真ん中やや下で強く押すと痛くて効くところ
腕や手首の痛みにとても効果のあるツボです。

肩貞(けんてい)

ツボの場所:脇を閉じたときに出来るしわの上端から3cmくらい上
脇辺りの腕の付け根のツボでコリをほぐすと呼吸も楽になるツボです。

お灸のやり方 肩こりのツボ

合谷(ごうこく)

ツボの場所:親指と人差し指の骨がつながったところから、少し人差し指に向かった骨の際
歯の食いしばり、腕の疲れも緩和出来ます。

手三里(てさんり)

ツボの場所:肘を曲げたときに出来るしわの外側の端から約4cm~5cmくらい親指に向かったところ
腕が疲れるとダルさや痛みが起こります。喉の奥の扁桃に炎症があると非常にダルく感じます。

後谿(こうけい)

ツボの場所:こぶしを握りこんだ時にできる小指の付け根のしわから少し手首に寄りに出来るしわの端
遠隔的に首の後ろの筋肉を緩めます。

◆骨盤内の血行不良による肩こり

婦人科の不調とも関係があり、お腹の血流の滞りで出来た不活性の血液を瘀血(おけつ)と云います。
この瘀血が腹部に溜まると肩井に痛みやコリが出来ます。
肩をマッサージしても中々肩こりが緩和しない時には非常に効果があります。

お灸のやり方 肩こりのツボ

肩井(けんせい)

ツボの場所:肩井は肩の中央で最も筋肉が盛り上がったところ
肩の痛みの診断点で、直接の治療点ではない

大巨(だいこ)

ツボの場所:おへその真下約3cm~4㎝の点から、その両脇約3cm~4㎝のところ
この辺りには瘀血が溜まりやすい場所で押すと痛みがあります。
診断点であり治療点でもある

陰陵泉(いんりょうせん)

ツボの場所:ひざの骨の内側で骨の丸みの下の終わり際
瘀血や骨盤内の血流を良くするツボです。ここが治療点

◆背中から首の張り

慢性的に腰痛を持っていると、ふくらはぎの筋肉に緊張や疲労が起こり、背中から後頭部の筋肉まで張りや痛みが出ます。

お灸のやり方 肩こりのツボ

委中(いちゅう)・承山(しょうざん)

ツボの場所:委中は膝裏で膝を曲げたときの折り目のしわの真ん中承山はふくらはぎの真ん中の筋肉に力を入れると出来るこぶの下の際
ふくらはぎの筋肉の緊張を取り肩こりを緩和します。

崑崙(こんろん)

ツボの場所:足首の外側のくるぶしとアキレス腱との間
首の後ろの血行改善し、肩こりを緩和します。

◆胃腸の疲れ

胃腸の疲れは胸鎖乳突筋の緊張と関係があり、胃腸が疲れるとつい歯を食いしばってしまい、肩こりになることがあります。

お灸のやり方 肩こりのツボ

中脘(ちゅうかん)

ツボの場所:おへそとみぞおちの上の端を結んだ線のほぼ真ん中
胃の不調、消化不良を改善します。

お灸のやり方 肩こりのツボ

内関(ないかん)

ツボの場所:手のひら側で腕の横紋(シワ)の真ん中から肘の方に3cm~4㎝上がった所
腕にあるツボですが、吐き気や胃のむかつきを緩和します。

お灸のやり方 肩こりのツボ

足三里(あしさんり)

ツボの場所:膝のお皿から3cm~4㎝で向う脛の筋肉の真ん中
胃の経絡で食あたりにも効果があります。

◆土踏まずは胃の反射区

土踏まずを刺激すると胃腸の働きが良くなり、肩こりの緩和にも有効です。
お家で青竹踏みなども良いでしょう。
今回は専門的な解説は出来るだけ省いていますが、鍼灸師が肩こりに対する治療で使う実践的で効果のあるくツボをいくつか紹介しました。

お灸のやり方についてはこちらをご覧ください。

お灸のやり方 かんたん3つのステップ!

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